2023年ベストアルバム
今年はほとんどブログのアップが出来ないまま、年末を迎えてしまいました。
バタバタした1年でした。
そんな2023年ですが、音楽はそれなりに新しいものも聴いていたつもりです。
以前よりはアンテナが錆びついてきたかもしれませんが、今年も個人的な年間アルバムベストテンを独断と偏見で発表したいと思います。
よかったら、お付き合いくださいませ。
では早速第一位から。
第1位
ボーイジーニアス『the record』


インディシーンでそれぞれが高い人気を誇るシンガーソングライターである、ジュリアン・ベイカー、フィービー・ブリジャーズ、ルーシー・ダカスの3人が集結して結成されたある意味スーパーグループ。
2018年より活動を始め、同年EPをリリース。
今年ついに、初のフルアルバムを完成させリリースされた。
↑ の「ノット・ストロング・イナフ」は、僕の今年一番のキラーチューンでもある。
サイモンとガーファンクルの「ボクサー」のメロディを引用した(ポール・サイモンはちゃんとクレジットされてます)、「クール・アバウト・イット」も大好き。↓
来日したら是非ライヴを観たいアーティスト。
単独・フェスどちらでも良いのですが、出来たら来阪お願いしたい。
東京遠征は何かとハードルが高いのが正直なところ。
それでも行くかもしれないけど。
今年もっとも聴いたアルバム!
第2位
クレオ・ソル『GOLD』
SAULT(スー)のヴォーカリストとしても活躍している、ウェスト・ロンドン出身のシンガー。
2021年のアルバム『MOTHER』も大好きだった彼女の最新アルバム。
今年は9月になんと2枚のオリジナル・アルバムを立て続けにリリース。
このアルバムの前に『HEAVEN』という作品もリリースしている。
個人的にはコチラの『GOLD』を推したい。
第3位
ドージャ・キャット『Scarlet』


アメリカLA出身のアーティストであるドージャ・キャットの4枚目となるオリジナル・アルバム。
2020年に大ヒットした「Say So」で知っている人も多いのでは。
これまでのアルバムの中ではもっとも完成度の高い作品だと思う。
第4位
ローリング・ストーンズ『Hackney Diamonds』


先行シングルの「アングリー」を聴いたとき、胸が躍った。
躍動するストーンズのロックンロールがそこにあったから。
そして発表されたアルバム『ハックニー・ダイアモンズ』。
若々しいコンテンポラリーな強力作品であった。
80歳を目前にした人たちが作ったとは思えない。
やはり今作の出来の素晴らしさはメンバーだけでなく、プロデューサーのアンドリュー・ワットの功績が絶大だったと思う。
僕が彼の存在を知ったのは、2019年にリリースされたオジー・オズボーンのアルバム『Ordinary Man』。
この作品がとても良かったのでプロデューサーは誰なのかと思ったら、アンドリュー・ワットという人だった。
現在33歳の彼はこれまで、ポスト・マローン、ジャスティン・ビーバー、エディ・ヴェダー、エルトン・ジョンなど幅広いジャンルのアーティストを手がけている。
これまでストーンズのプロデュースをしていたドン・ウォズが彼をミック・ジャガーに紹介。
それがきっかけで今作のプロデュースになったとのことだが、注目・評価されている人物とはいえ、この若さの人間をプロデューサーとして全面的に迎えたミック・ジャガーの感覚はやはり鋭い。
ストーンズがずっと輝き続けている大きな要因なんだな、こういうところが、と今更ながらに実感する。
ついついストーンズなので他とのバランスを崩し、長く書いてしまった。
第5位
ケレラ『Raven』


ケレラ5年ぶりとなる最新アルバム。
どこか悲しげでありながら艶やかさを持つヴォーカル。
心地よいダンスビート。
R&Bとクラブミュージックが好きな人には、是非ともオススメしたい一枚。
第6位
ドミニク・ファイク『Sunburn』


1995年生まれの27歳、フロリダ出身のシンガーソングライター/ラッパーであり、最近は俳優及びモデルとしても活躍しているらしい。
実は彼のことはよく知らない。
でも友人に薦められて何気に聴いたこのアルバムがめっちゃ良かった。
今年かなり聴いた一枚。
40分に満たないコンパクトさも重なってしょっちゅう聴いてしまう。
かなりの才能を感じます。
第7位
オリヴィア・ロドリゴ『GUTS』


オリヴィア・ロドリゴの2枚目となるアルバム。
先行シングルだった「ヴァンパイア」を聴いて、かなり気に入ってしまった。
若さの中に潜む憂いも感じさせるポップアルバム。
おじさんやおばさんも是非!
楽曲は全曲プロデューサーのダニエル・ニグロらとの共作。
彼女をありきたりなアイドル的存在だと感じている人にはコチラのLIVE映像も是非 ↓
第8位
キャロライン・ポラチェック『Desire,I Want to Turn Into You』

今年話題の一枚である。
評判良いので聴いてみたら、アルバム冒頭の「Welcome to My Island」でいきなり引き込まれた。
彼女幼少の頃は日本で暮らしていたという。
2008年にチェアリフトというバンドでデビュー。
2014年よりソロ活動を開始し、今作が4枚目のアルバムとなる。
今年のフジロックで来日し大きな評判となり、秋にも単独での来日公演を行っている、ライヴパフォーマンスも魅力な個性的ソングライターでありヴォーカリスト。
第9位
エヴリシング・バット・ザ・ガール『FUSE』

約24年ぶりとなるアルバムをリリースしたエヴリシング・バット・ザ・ガール。
アコースティックなデビュー当初から大好きだった、トレイシー・ソーンとベン・ワットによるグループ。
94年のヒット曲「ミッシング」のクラブビートなサウンドには最初驚いたが、だんだんそれも好きになり、今もずっと聴き続けている。
今ではすっかりクラブビートの似合うデュオ。
80年代からトレイシー・ソーンのヴォーカルがたまらなく好きだ。
第10位
ポール・サイモン『Seven Psalms』

ポール・サイモンの前編アコースティックな響きが素晴らしいニューアルバム。
全7曲33分。
7曲といっても、1曲の7楽章という位置づけで、データ的には全1曲という扱いになっている。
続けて聴いてくれ! ということであろう。
染みわたる名盤!
以上が今年の僕の2023年ベストアルバムの10枚です。
皆様のベストアルバムは何ですか?
オリジナルアルバム以外では、映画『バービー』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』のサントラもよく聴いてました。

バービーは新曲メインで、ガーディアンズは過去曲のコンピレーションですがどちらも映画と相まって絶妙の内容。
こちらも是非お試しください。

レディオヘッドの「クリープ」流れる冒頭シーンから泣けてきました。
今年一年ありがとうございました。
2024年はもっとブログ更新できるように頑張ります。
皆様来年もよろしくお願いします!!
バタバタした1年でした。
そんな2023年ですが、音楽はそれなりに新しいものも聴いていたつもりです。
以前よりはアンテナが錆びついてきたかもしれませんが、今年も個人的な年間アルバムベストテンを独断と偏見で発表したいと思います。
よかったら、お付き合いくださいませ。
では早速第一位から。
第1位
ボーイジーニアス『the record』
インディシーンでそれぞれが高い人気を誇るシンガーソングライターである、ジュリアン・ベイカー、フィービー・ブリジャーズ、ルーシー・ダカスの3人が集結して結成されたある意味スーパーグループ。
2018年より活動を始め、同年EPをリリース。
今年ついに、初のフルアルバムを完成させリリースされた。
↑ の「ノット・ストロング・イナフ」は、僕の今年一番のキラーチューンでもある。
サイモンとガーファンクルの「ボクサー」のメロディを引用した(ポール・サイモンはちゃんとクレジットされてます)、「クール・アバウト・イット」も大好き。↓
来日したら是非ライヴを観たいアーティスト。
単独・フェスどちらでも良いのですが、出来たら来阪お願いしたい。
東京遠征は何かとハードルが高いのが正直なところ。
それでも行くかもしれないけど。
今年もっとも聴いたアルバム!
第2位
クレオ・ソル『GOLD』
SAULT(スー)のヴォーカリストとしても活躍している、ウェスト・ロンドン出身のシンガー。
2021年のアルバム『MOTHER』も大好きだった彼女の最新アルバム。
今年は9月になんと2枚のオリジナル・アルバムを立て続けにリリース。
このアルバムの前に『HEAVEN』という作品もリリースしている。
個人的にはコチラの『GOLD』を推したい。
第3位
ドージャ・キャット『Scarlet』
アメリカLA出身のアーティストであるドージャ・キャットの4枚目となるオリジナル・アルバム。
2020年に大ヒットした「Say So」で知っている人も多いのでは。
これまでのアルバムの中ではもっとも完成度の高い作品だと思う。
第4位
ローリング・ストーンズ『Hackney Diamonds』
先行シングルの「アングリー」を聴いたとき、胸が躍った。
躍動するストーンズのロックンロールがそこにあったから。
そして発表されたアルバム『ハックニー・ダイアモンズ』。
若々しいコンテンポラリーな強力作品であった。
80歳を目前にした人たちが作ったとは思えない。
やはり今作の出来の素晴らしさはメンバーだけでなく、プロデューサーのアンドリュー・ワットの功績が絶大だったと思う。
僕が彼の存在を知ったのは、2019年にリリースされたオジー・オズボーンのアルバム『Ordinary Man』。
この作品がとても良かったのでプロデューサーは誰なのかと思ったら、アンドリュー・ワットという人だった。
現在33歳の彼はこれまで、ポスト・マローン、ジャスティン・ビーバー、エディ・ヴェダー、エルトン・ジョンなど幅広いジャンルのアーティストを手がけている。
これまでストーンズのプロデュースをしていたドン・ウォズが彼をミック・ジャガーに紹介。
それがきっかけで今作のプロデュースになったとのことだが、注目・評価されている人物とはいえ、この若さの人間をプロデューサーとして全面的に迎えたミック・ジャガーの感覚はやはり鋭い。
ストーンズがずっと輝き続けている大きな要因なんだな、こういうところが、と今更ながらに実感する。
ついついストーンズなので他とのバランスを崩し、長く書いてしまった。
第5位
ケレラ『Raven』
ケレラ5年ぶりとなる最新アルバム。
どこか悲しげでありながら艶やかさを持つヴォーカル。
心地よいダンスビート。
R&Bとクラブミュージックが好きな人には、是非ともオススメしたい一枚。
第6位
ドミニク・ファイク『Sunburn』
1995年生まれの27歳、フロリダ出身のシンガーソングライター/ラッパーであり、最近は俳優及びモデルとしても活躍しているらしい。
実は彼のことはよく知らない。
でも友人に薦められて何気に聴いたこのアルバムがめっちゃ良かった。
今年かなり聴いた一枚。
40分に満たないコンパクトさも重なってしょっちゅう聴いてしまう。
かなりの才能を感じます。
第7位
オリヴィア・ロドリゴ『GUTS』
オリヴィア・ロドリゴの2枚目となるアルバム。
先行シングルだった「ヴァンパイア」を聴いて、かなり気に入ってしまった。
若さの中に潜む憂いも感じさせるポップアルバム。
おじさんやおばさんも是非!
楽曲は全曲プロデューサーのダニエル・ニグロらとの共作。
彼女をありきたりなアイドル的存在だと感じている人にはコチラのLIVE映像も是非 ↓
第8位
キャロライン・ポラチェック『Desire,I Want to Turn Into You』

今年話題の一枚である。
評判良いので聴いてみたら、アルバム冒頭の「Welcome to My Island」でいきなり引き込まれた。
彼女幼少の頃は日本で暮らしていたという。
2008年にチェアリフトというバンドでデビュー。
2014年よりソロ活動を開始し、今作が4枚目のアルバムとなる。
今年のフジロックで来日し大きな評判となり、秋にも単独での来日公演を行っている、ライヴパフォーマンスも魅力な個性的ソングライターでありヴォーカリスト。
第9位
エヴリシング・バット・ザ・ガール『FUSE』

約24年ぶりとなるアルバムをリリースしたエヴリシング・バット・ザ・ガール。
アコースティックなデビュー当初から大好きだった、トレイシー・ソーンとベン・ワットによるグループ。
94年のヒット曲「ミッシング」のクラブビートなサウンドには最初驚いたが、だんだんそれも好きになり、今もずっと聴き続けている。
今ではすっかりクラブビートの似合うデュオ。
80年代からトレイシー・ソーンのヴォーカルがたまらなく好きだ。
第10位
ポール・サイモン『Seven Psalms』

ポール・サイモンの前編アコースティックな響きが素晴らしいニューアルバム。
全7曲33分。
7曲といっても、1曲の7楽章という位置づけで、データ的には全1曲という扱いになっている。
続けて聴いてくれ! ということであろう。
染みわたる名盤!
以上が今年の僕の2023年ベストアルバムの10枚です。
皆様のベストアルバムは何ですか?
オリジナルアルバム以外では、映画『バービー』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』のサントラもよく聴いてました。

バービーは新曲メインで、ガーディアンズは過去曲のコンピレーションですがどちらも映画と相まって絶妙の内容。
こちらも是非お試しください。

レディオヘッドの「クリープ」流れる冒頭シーンから泣けてきました。
今年一年ありがとうございました。
2024年はもっとブログ更新できるように頑張ります。
皆様来年もよろしくお願いします!!
この記事へのコメント
イエス
バウンディ
がよかったです
あとはこちらに
https://inmiracleland.blog.fc2.com/blog-entry-797.html
すいませんコメント確認怠ってました。
Vaundyは気になってます。
きっかけはアニメ『スパイファミリー』でした。