ギターソロ好きです!

先日Twitterでギターソロという言葉がトレンドにあがっていた。
なんでも最近若い人を中心に、サブスクなどで音楽を聴いてるときにギターソロをスキップする人が増えているとのこと。
え、そうなの!?
と僕のようなオジサン世代は驚きを隠せない。



まぁ冷静に考えれば分からなくはない。
もちろん曲にもよるが、ギターソロを外したとしてもその魅力が大きくは損なわれないものも正直ある。
ギターリフが曲構成の核になっているものは多数あるが、ギターソロということであれば確かに、時と場合によってはなぁと。
がしかし、ギターソロがその曲の魅力をさらに増幅するということは多々あり、ギターソロあっての曲というのもなくはない。
また世代的に、80年代のヘヴィメタル/ハードロック・ブームの時期を多感な10代で体験した僕には、特にロックだとギターソロあってのものだろうという感じを、今でも少なからず持っている。
当時はヴォーカリストよりギタリストの方がカッコよく思えた時代でもあった。

というわけで今日はちょっとギターソロがカッコよい曲をいくつかあげてみたい。

まずはクラシックなナンバーであるイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」。



ツインギターによる掛け合い、最後の永遠に続きそうな感じのハモリの部分。
快感!!


続いては、ローリング・ストーンズの「タイム・ウェイツ・フォー・ノー・ワン」。



ストーンズのギターといえばキース・リチャーズをまず思い浮かべるのものだが、キースは主にリフを担当というか、世界最高峰のリフマスター。
しかしギターソロということなら、60年代後半から70年代前半に在籍していたミック・テイラーの出番。
流れるようなソロが素敵だ!


お次はディープ・パープル「ハイウェイ・スター」。



このギターソロには聴き覚えのある人も多いはず。
弾いてるのはご存知リッチー・ブラックモア。


次はTOTOの「グッバイ・エリノア」。



ギターはスティーヴ・ルカサー。
ドライヴ感あるソロがとても気持ちよい!
この時みたいに、ロックなギターを弾きまくって欲しいですルカサーには。


続いてジョン・サイクスによる「プリーズ・ドント・リーブ・ミー」。



ヴォーカルはフィル・ノット。
プリティ・メイズによるカヴァーで知ってる人が多いのかも。
この曲はもともとインストだったんじゃないかな確か(記憶違いかも)。
なのでギターソロというより曲全体がギターで出来ている。
でもいわゆるソロ部分も良い。
メロディアスで泣ける!


お次はガンズ・アンド・ローゼズ「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」。



イントロのギターも素晴らしいが、ソロパートも好き。
ロック・グルーヴが最高!


もう一曲は上述の曲と比べればやや最近の、テデスキ・トラックス・バンドの「ミッドナイト・イン・ハーレム」。

ギターはデレク・トラックス。
現代を代表するブルース系のギタリスト。


ギターソロはいらない??

いや、いるでしょ!!

イントロの長い曲も避けられ、いきなりサビのコーラスから入る曲も多い傾向にある今。
やっぱり歌メロが全て、という人が多いからこのようなことになるのかなぁ?


この記事へのコメント

toshi
2022年05月10日 22:35
ギターソロを飛ばすなんて都市伝説かと思っていたのに……。
信じ難い。
007映画のボンドガールのシーンを飛ばすようなもの。
ロースカツの脂身だけ残すようなもの。
いやはやなんともうむふむ。
2022年05月11日 02:15
toshiさん

ロースの脂身は歳とともに食べられなくなりました。
しかしギターソロは今も大好物です!
2022年07月09日 20:35
私はスライドが好きなのでSteve Howeが弾いているYesのThe Gameのイントロとアウトロのリードが好きです

メタル系の速弾きでしたらKing Gizzard & The Lizard Wizardが今年リリースしたThe Dripping Tapのソロです
名盤!
2022年07月10日 17:06
akakadさん

僕はローリング・ストーンズの大ファンなのですが、ブライアン・ジョーンズ、ミック・テイラー、ロン・ウッドと歴代スライドギターを得意とするギタリストが常にいるにも関わらず、あんまりスライドギターがよく分かってないのですよね~
ボトルネック買ってみようかな。

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