チャーリー・XCX 『CRASH』

チャーリー・XCXは、イギリス出身のシンガーソングライター。
現在のポップ・シーンを代表するアーティストのひとりである彼女の新作『クラッシュ』がリリースされた。
相変わらず彼女の作る曲(自分一人で作ってるわけではないが)は、ポップで高性能。
聴いていてとても気持ちが良い。
ここ数年は、"ポップ"の時代とも言われている。
ヒップ・ホップは日常になり、ロックは停滞続き(復権の気配が囁かれてるけど)、時代の空気はこのところ明らかに"ポップ"である。
そうなった理由を分析して語るほどの見識はないけれど、ここ数年は僕自身もずっと”ポップ”を求めてしまう。
欲しているのだ。
なんでか分からないけど。


オープニングのアルバムタイトル曲
が気分を盛り上げ全12曲一気に畳みかける。
ポップなメロディやフック、気持ちの良いビート、いい意味での尖がった感などが気持ちのよい刺激を与えてくれる優れたポップ・アルバム。
全て2~3分台の、全12曲約34分というコンパクトでスピード感のある構成も個人的には凄く好き。

7曲目の「baby」は、まるでプリンスが作ったみたいで、プリンス好きの僕はより気分が盛り上がってしまう。



メロウなポップチューン「Yuck」
とても心地よい。





チャーリーXCX『CRASH』(amazon)

ポップで弾けているが、メインストリートのど真ん中という感じでもないチャーリー・XCX。
ど真ん中を走るには、少し歪感が強すぎる。
そんな感じも含め好きです。

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