スタイル・カウンシル「Long Hot Summer」 熱いだけの夏は嫌だ。

今日は雨が上がっている大阪だけど、明日からはまた降るみたいだ。
少し涼しくなったのは良いけど、日本各地の豪雨なんとかならないか?
何時からこんな天候になったのだろう。
少なくとも僕が子供の頃の夏はこんなんじゃなかった。
いわゆる気候変動によるものなんだろうか?

今年と去年はコロナ過ということで余計そうだが、それまでも熱中症やゲリラ豪雨など、例えば20年ぐらい前までと比べると、夏のイメージは悪くなっているように思う。
もちろん昔から熱中症もゲリラ豪雨もあったけど、今ほど多くの人が被害を被るほどではなかった。
なので夏は、(もちろん個人差はあるけど)熱いけど楽しい季節だった。
子どもの時は、スイカ・海・プール・夏休み。
10代後半から20代は、恋の季節でもあった(あくまでも気分的に)。
30代に入って新たに加わった夏のワクワクに野外フェスというのもあった(それもコロナ過で消えてしまっているが)。
夏は楽しい季節、のはずだった。
だが今は、元気な若者以外は夏という季節にそんなポジティヴな気分を感じることが出来ないのではないか。


と何気に夏を憂う話をした後、
いっぱいある”夏といえばこの曲!”の中から、
スタイル・カウンシルの「ロング・ホット・サマー」をご紹介。
だってここは音楽ブログ!!



夏がまだ楽しいイメージだった頃のヒット曲。
恋により打ちひしがれてしまった気持ちを歌っていて、けして夏のポジティヴな気分を表した内容ではないが、良い曲。
タイトルに誘導されてる部分も正直あるけど、好きな夏の歌だ。
気だるさもまた良い。
エアコンの効いた部屋で、冷たい紅茶など飲みながら聴きたい。
暑すぎてエアコン代もバカにならない、生活だけど。。


Long Hot Summers: The Story Of The Style Council(amazon)

夏のヒット曲なのに、相変わらずしかめっ面が似合うポール・ウェラーは、もちろん今も現役バリバリ。
今年発売されたニューアルバムもとても良かったし、夏が以前ほど楽しい季節じゃなくなっても関係なく自分の人生を生きてる感がカッコよい。
あやかりたい。

以前書いた最新作についてのブログはコチラ
よろしければ是非!


世界の気候変動について、もっと問題意識を持たなければならないのかな。
CO2の排出量で解決する問題なのか?
仮にそうだとしても、世界各国の考え方や置かれてる状況の違いは大きい。
でも、そんなことまで知らないよ、目の前の問題だけでいっぱいいっぱいだ!
ていう気持ちもある。
良きに計らってくれよ、政治家や有識者は科学者の諸君!!

夏の暑さに、ましてやコロナ禍、投げやりな気持ちになる今日この頃であります。

スイカ食べたい。

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