80年代ハード&ヘヴィ・ロック・ベストアルバム
レコード・コレクターズが9月号で、 80年代ハード&ヘヴィ・アルバム・ランキング100を特集している。


レコード・コレクターズ2021年9月号(amazon)
80年代といえば、日本でもこれらの音楽がとてもブームになっていた。
僕もそんな中、多くのそれら作品を好んで聴いていた。
メタル・キッズという類の人間ではなかったが、基本的にはギターロックが好きで、今もそうだがギターが主役の音楽を求めている。
そこでレコード・コレクターズの特集にあやかって、
そんな僕の、 80年代ハード&ヘヴィ・ロックのベストアルバム10枚を勝手ながら選んでみることにしました。
よろしければ、お付き合いくださいませ。
ではランキング形式で、いきなり1位からいきます!
第 1 位
ガンズ・アンド・ローゼズ『アペタイト・フォー・ディストラクション』(1987)


音楽性・バンドイメージとも70年代ロックのエッセンスを詰め込んだいてとてもカッコ良い。
エアロスミスとの類似点は誰もが思うところだが、ヒット曲を連発するも70年代の猥雑さが消えた80年代のエアロスミスより、その古典的なロックの持つイメージを体現した立ち振る舞いと音楽はとても魅力的だった。
今も健在でライヴは好評のようだが、太って肥大化したアクセルやスラッシュはカッコよく思えない。
でもこのアルバムと次作『ユーズ・ユア・イリュージョンⅠ』『ユーズ・ユア・イリュージョンⅡ』は、今聴いても最高である。
第 2 位
デフ・レパード『ヒステリア』(1987)


超メガヒット・アルバム!
当時オーバー・プロデュースだとして批判する声もあったが、楽曲の完成度が高すぎてそんなことは全く気にならない。
満腹感でお腹が苦しい(いい意味で)、そんな感じの至れり尽くせりな作りの一枚。
第 3 位
ヴァン・ヘイレン『1984』(1984)


No.1ヒットとなった「ジャンプ」の、エディ・ヴァンヘイレンが弾くシンセには驚いた。
それまでで一番ポップなアルバムとなったが、ラウドで天才的なエディのギターは相変わらずカッコ良い。
サミー・ヘイガーが加入した次作はさらにポップになっており、キャッチーさでは軍配が上がるものの、破壊力という点ではこちら。
第 4 位
AC/DC『バック・イン・ブラック』(1980)


ヴォーカルがブライアン・ジョンソンに変わった最初の作品。
個人的には、彼の高音シャウトは好みでないが、このアルバムにはあっていると思う。
ギターのグルーヴが最高な一枚!
全米で2500万枚を超えるという、驚異的なセールスを記録している。
第 5 位
モトリー・クルー『ドクター・フィールグッド』(1989)


ドラッグを絶ってレコーディングされたと言われている5枚目のアルバム。
確かに前作までとは、演奏力に違いを感じた。
完成度の高いヘヴィなロックンロールにアドレナリンが湧き上がってくる一枚。
第 6 位
オジー・オズボーン『ブリザード・オブ・オズ〜血塗られた英雄伝説』(1980)


ブラック・サバス脱退後の最初のソロアルバム。
何を歌ってもオジーになってしまうヴォーカルは無敵。
ギターはランディ・ローズ。
彼のクラシカルなフレーズはあまり好みではないが、それでもカッコ良いと思わせられるギターには唸ってしまう。
第 7 位
デヴィッド・リー・ロス『イート・エム・アンド・スマイル』(1986)


ヴァン・ヘイレン脱退後の最初のフルアルバム。
スティーヴ・ヴァイやビリー・シーンを擁するバンドと一緒に作られたサウンドは最高にパワフル。
そしてそのサウンドに負けないデイヴのヴォーカルは、パフォーマンス姿が目に浮かぶエネルギッシュなものである。
第 8 位
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ『母乳』(1989)


ラップとファンクとハードロックが融合した、強力ミクスチャーロック・アルバム。
このアルバムで大きな注目を集め、次作で一気に大ブレイク。
今やロックシーンを代表するバンドのひとつにまで上り詰めた。
個人的には、ファンク度の高いこの『母乳』がイチバン好き!
第 9 位
マイケル・シェンカー・グループ『神(帰ってきたフライング・アロウ)』(1980)


80年代前半大ブームとなったマイケル・シェンカー。
彼のメロディアスなギターソロには多くの人が虜になった。
もちろん僕もそのひとり。
一時聴きまくってました!
第 10 位
ボン・ジョヴィ『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ』(1986)


No.1シングル2曲を含み大ヒットアルバム。
日本ではデビュー当初から洋楽ファンの間ではそれなりに人気を博していたが、このアルバムで一気にファン層が拡大。
ヴォーカルのジョン・ボン・ジョヴィのルックスの力もあったと思うが、ハードロック・サウンドに乗せたキャッチーでポップな楽曲はある意味最強の産業ロック(©渋谷陽一)という言い方もできる。
如何でしたでしょうか?
これが僕の選ぶベスト10。
マイケル・ジャクソンやデュラン・デュランやホイットニー・ヒューストンなどと同列で、ギターが鳴り響くロックサウンドがチャートに名を連ねてた時代、ちょっと懐かしい。
もっとギターロックがチャートに帰ってきて欲しいと思う、今日この頃であります。
レコード・コレクターズ2021年9月号(amazon)
80年代といえば、日本でもこれらの音楽がとてもブームになっていた。
僕もそんな中、多くのそれら作品を好んで聴いていた。
メタル・キッズという類の人間ではなかったが、基本的にはギターロックが好きで、今もそうだがギターが主役の音楽を求めている。
そこでレコード・コレクターズの特集にあやかって、
そんな僕の、 80年代ハード&ヘヴィ・ロックのベストアルバム10枚を勝手ながら選んでみることにしました。
よろしければ、お付き合いくださいませ。
ではランキング形式で、いきなり1位からいきます!
第 1 位
ガンズ・アンド・ローゼズ『アペタイト・フォー・ディストラクション』(1987)
音楽性・バンドイメージとも70年代ロックのエッセンスを詰め込んだいてとてもカッコ良い。
エアロスミスとの類似点は誰もが思うところだが、ヒット曲を連発するも70年代の猥雑さが消えた80年代のエアロスミスより、その古典的なロックの持つイメージを体現した立ち振る舞いと音楽はとても魅力的だった。
今も健在でライヴは好評のようだが、太って肥大化したアクセルやスラッシュはカッコよく思えない。
でもこのアルバムと次作『ユーズ・ユア・イリュージョンⅠ』『ユーズ・ユア・イリュージョンⅡ』は、今聴いても最高である。
第 2 位
デフ・レパード『ヒステリア』(1987)
超メガヒット・アルバム!
当時オーバー・プロデュースだとして批判する声もあったが、楽曲の完成度が高すぎてそんなことは全く気にならない。
満腹感でお腹が苦しい(いい意味で)、そんな感じの至れり尽くせりな作りの一枚。
第 3 位
ヴァン・ヘイレン『1984』(1984)
No.1ヒットとなった「ジャンプ」の、エディ・ヴァンヘイレンが弾くシンセには驚いた。
それまでで一番ポップなアルバムとなったが、ラウドで天才的なエディのギターは相変わらずカッコ良い。
サミー・ヘイガーが加入した次作はさらにポップになっており、キャッチーさでは軍配が上がるものの、破壊力という点ではこちら。
第 4 位
AC/DC『バック・イン・ブラック』(1980)
ヴォーカルがブライアン・ジョンソンに変わった最初の作品。
個人的には、彼の高音シャウトは好みでないが、このアルバムにはあっていると思う。
ギターのグルーヴが最高な一枚!
全米で2500万枚を超えるという、驚異的なセールスを記録している。
第 5 位
モトリー・クルー『ドクター・フィールグッド』(1989)
ドラッグを絶ってレコーディングされたと言われている5枚目のアルバム。
確かに前作までとは、演奏力に違いを感じた。
完成度の高いヘヴィなロックンロールにアドレナリンが湧き上がってくる一枚。
第 6 位
オジー・オズボーン『ブリザード・オブ・オズ〜血塗られた英雄伝説』(1980)
ブラック・サバス脱退後の最初のソロアルバム。
何を歌ってもオジーになってしまうヴォーカルは無敵。
ギターはランディ・ローズ。
彼のクラシカルなフレーズはあまり好みではないが、それでもカッコ良いと思わせられるギターには唸ってしまう。
第 7 位
デヴィッド・リー・ロス『イート・エム・アンド・スマイル』(1986)
ヴァン・ヘイレン脱退後の最初のフルアルバム。
スティーヴ・ヴァイやビリー・シーンを擁するバンドと一緒に作られたサウンドは最高にパワフル。
そしてそのサウンドに負けないデイヴのヴォーカルは、パフォーマンス姿が目に浮かぶエネルギッシュなものである。
第 8 位
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ『母乳』(1989)
ラップとファンクとハードロックが融合した、強力ミクスチャーロック・アルバム。
このアルバムで大きな注目を集め、次作で一気に大ブレイク。
今やロックシーンを代表するバンドのひとつにまで上り詰めた。
個人的には、ファンク度の高いこの『母乳』がイチバン好き!
第 9 位
マイケル・シェンカー・グループ『神(帰ってきたフライング・アロウ)』(1980)
80年代前半大ブームとなったマイケル・シェンカー。
彼のメロディアスなギターソロには多くの人が虜になった。
もちろん僕もそのひとり。
一時聴きまくってました!
第 10 位
ボン・ジョヴィ『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ』(1986)
No.1シングル2曲を含み大ヒットアルバム。
日本ではデビュー当初から洋楽ファンの間ではそれなりに人気を博していたが、このアルバムで一気にファン層が拡大。
ヴォーカルのジョン・ボン・ジョヴィのルックスの力もあったと思うが、ハードロック・サウンドに乗せたキャッチーでポップな楽曲はある意味最強の産業ロック(©渋谷陽一)という言い方もできる。
如何でしたでしょうか?
これが僕の選ぶベスト10。
マイケル・ジャクソンやデュラン・デュランやホイットニー・ヒューストンなどと同列で、ギターが鳴り響くロックサウンドがチャートに名を連ねてた時代、ちょっと懐かしい。
もっとギターロックがチャートに帰ってきて欲しいと思う、今日この頃であります。
この記事へのコメント
ギターでごつい音出してるのは最近だとKing Gizzard & The Lizard Wizardです
多作でアルバムごとにコロコロ作風変えるんでアコースティックやシンセの割合が多い作品もあります
こちらとしてはそれに近い音を出してるのを並べると
1.East/Cold Chisel
2.Battlesick/The Mark of Cain
3.For the Working Class Man/Jimmy Barnes
4.Conquest/Uriah Heep
5.Southern Stars/Rose Tattoo
6.4/Foreigner
7.Just Testing/Wishbone Ash
8.Long Way to Heaven/Helix
9.Word of Mouth/The Kinks
10.Crest of a Knave/Jethro Tull
ギターロック復権を言っておきながら、実は最近ギターロックはほとんど聴いていないんです。
ストーンズは相変わらずしょっちゅう聴いているけど、それ以外はあまり。
時代の空気に流されている感じです。。