GRAPEVINE『新しい果実』

グレイプバインの約2年ぶりとなるニューアルバム『新しい果実』がリリースされた。
良いなー
良いです、いつものことだけど。
いくつもの若いバンドに影響を与えているベテランバンドという位置にいるが、もっとビッグネームになってもおかしくないとずっと思ってる。
渋すぎるのかなぁ。
でもちゃんとフックもあるし、音に色気もある。
今作でも、優れたメロディとロックなグルーヴが最高である。
歌詞はまだ、把握できてないのだが、田中和将の紡ぎだす言葉はいつも斜めから潜り込んでくるように響いてくる。
なので、これからどんどん聴きこんでいきたい。



アルバムオープニングの「ねずみ浄土」から「目覚ましはいつも鳴りやまない」の流れが好き。



”暗い入り口から一歩進んだら、少し明かりが見えてきて足が軽くなった”
そんな感じがする。


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”新しい果実”と題され、アルバム・ジャケットは光の弱い部屋に置かれたフルーツ。
そしてアルバムは、

新たなフルーツ
アダムとイブ

というフレーズで始まる。

新しい果実を目にしてしまった僕たちは、さてどうする?
そんな問いかけのアルバムなのだろうか?

”アダムとイブ”
となると、始まりの予感である。
だがそんな曲で始まっても、
最後の曲は「最期にして至上の時」。
終わりを歌う。
さて、その心は?

田中和将インタビュー『新しい果実』を味わう10の言葉(音楽雑誌『音楽と人』公式サイト)


この記事へのコメント

2021年09月26日 20:21
Large House Satisfactionの小林要司ツイッターで好きと言ってました
最新作のdiveという曲はもろに影響を受けてるように見えますがどうでしょうか
https://www.youtube.com/watch?v=pzcSHK5vMWA
2021年09月26日 23:46
akakadさん

聴きました。
カッコいいですね。
好みです。
他の曲も聴いてみます!

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