2010年代ベストアルバム
ロッキングオンの3月号で2010年代(2010-2019)のベストアルバム100枚をセレクトしていた。
順位はついていなかったが、
え!?
そうなの??
って感じだった。
というわけで、僕も自分の思う2010年代ベストアルバムをランキング形式で10枚選んでみました。
いつものランキング同様、全くもって僕の独断と偏見で選んだランキングでいございますが、よろしければしばしお付き合いくださいませ。
なおこれらのセレクト及び順位は今日の僕の気分や現況が大きく影響されています。
また自分の感性もその作品が発表された当時とは変化していると思いますので、これまでの年間ベストアルバムなどの整合性は無視してください。
よろしくお願い致します。
それでは、早速1位から!!
第 1 位
ケンドリック・ラマー『To Pimp A Butterfly』
文句なし、迷うことなく即決のNo.1。
ソウル・フィーリングあふれるヒップ・ホップ・シーンだけでは納まらない破格の一枚。
ヒップ・ホップはあまり聴かないという方も、ブラック・ミュージック全般が好きであれば是非一度聴いていただきたいアルバムです。
このアルバムについて以前書いた記事がコチラ、よろしければこちらも併せてご覧ください。
第 2 位
ビヨンセ『Lemonade』
それまでも素晴らしい作品をリリースし続けてきたが、これはさらにワンランク上の傑作。
様々な想いを渾身のソウルとコンテンポラリーで表現した一枚。
感動した!
ビヨンセはブラック・ミュージックの歴史上の一人として後世に残るアーティストだと思います。
このアルバムについて以前書いた記事がコチラ、よろしければこちらも併せてご覧ください。
第 3 位
デヴィッド・ボウイ『★』
デヴィッド・ボウイ最後のオリジナル・アルバム。
発売日に購入し連日その素晴らしさに感激しながら聴いていた。
そしてちょうどその日も聴いていたら、ネット上に彼が死去したとのニュースが。
間違いじゃないかと思い、色々ネットでソースを辿ったが残念ながら事実であった。
自分の死が間近に感じながら作り上げた見事なまでの作品。
彼が無くなったという事実が、このアルバムの評価に影響を与えてる部分は少しあると思う。
しかし、そこを抜きにしても間違いなく素晴らしい一枚。
このアルバムについて以前書いた記事がコチラ、よろしければこちらも併せてご覧ください。
第 4 位
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライングバーズ『Chasing Yesterday』
オアシス的なソングライターとしての実力と、新たなサウンド展開がうまくミックスされた超名盤。
オアシス以後の新たなピークを予感させるほどの出来栄えに、ノエルの才能の大きさに感激した。
ノエルがオアシスの再結成に否定的な間は、彼の新作に期待し続けていいと思っている。
このアルバムについて以前書いた記事がコチラ、よろしければこちらも併せてご覧ください。
第 5 位
フランク・オーシャン『BLONDE』
前作『チャンネル・オレンジ』も凄く良かったが、僕はこの『BLONDE』の方が好き。
染みわたってきます。
最初聴いたとき、地味だな、という感触だったが、聴きこむごとに心に侵食してくる感じに。
とても響いた。
このアルバムについて以前書いた記事がコチラ、よろしければこちらも併せてご覧ください。
第 6 位
アリシア・キーズ『Here』
デビュー以来ずっと素敵な作品をリリースし続けているアリシア2016年のアルバム。
ソウルフルな中にもクラシカルな素養が加味されてるからか、彼女ならではの独特の味わいはいつも魅力。
心に響くという点では、僕的には過去の作品と比べてもこのアルバムが一番グッときた。
ソウル・グルーヴ溢れる一枚。
初来日の際ライヴ観たけど、またライヴ行きたいな(その後サマソニで観たけど是非また単独で観たい)。
このアルバムについて以前書いた記事がコチラ、よろしければこちらも併せてご覧ください。
第 7 位
エリカ・バドゥ『New Amerykah Part Two: Return of the Ankh』
エリカ・バドゥらしい感触の一枚だが、デビューのころと比べると、スムースさが少し減り、深みのある作りになってるように感じる。
前作ほどの分かりやすいファンキーさはないが、グルーヴィーで心地よいキャッチーなアルバム。
ライヴ一度も行ったことないので、次回来日は是非行きたい。
前回来日はビルボードLIVEだったのでビビッて行けなかった。。
このアルバムについて以前書いた記事がコチラ、よろしければこちらも併せてご覧ください。
第 8 位
THE 1975『A Brief Inquiry into Online Relationships』
イギリスはマンチェスター出身のTHE1975。
以前ブログでこのアルバムについて、ブルーアイド・ソウルの傑作だと書いたのだけど、サマソニで彼らのライヴを観て、完全にロックバンドだなと思った。
ライヴすごく良かった!
ただ音楽の作りとしては非常にソウルモードなものだと思っています。
このアルバムについて以前書いた記事がコチラ、よろしければこちらも併せてご覧ください。
第 9 位
コールド・プレイ『EVERYDAY LIFE』
言わずと知れたビッグネームなロックバンドであるコールド・プレイ。
しかし僕はあまり好みではない。
デビュー時のヒット曲「イエロー」は大好きだったんだが。
でとりあえず聴いたこの最新アルバム。
良かった。
凄い良かった。
実際の内容は違うけど、U2が『ヨシュアトゥリー』~『魂の叫び』とアメリカに接近し音楽性を広げていった時期に似ているのではと感じている。
このアルバムについて以前書いた記事がコチラ、よろしければこちらも併せてご覧ください。
第 10 位
テイラー・スウィフト『1989』
2010年代のヒットチャートを代表するアーティストといえるであろうテイラー・スウィフトの最強ポップ・アルバム。
音楽的に特筆すべき点はない。
しかし聴く者の気持ちを時にハッピーに、時にセンチメンタルに、高揚させてくれる高性能な作品(もちろんホメ言葉!)。
デビュー時から変わらず、共作もあるけど彼女のツボを押さえたメロディは個人的に好み。
このアルバムについて以前書いた記事がコチラ、よろしければこちらも併せてご覧ください。
次点
キース・リチャーズ『CROSSEYED HEART』
以上が僕が独断と偏見で勝手に選んだ2010年代のベストアルバムです。
いかがだったでしょうか。
2020年代も数多くの素晴らしい作品に出逢いたいと強く思っています!!
順位はついていなかったが、
え!?
そうなの??
って感じだった。
というわけで、僕も自分の思う2010年代ベストアルバムをランキング形式で10枚選んでみました。
いつものランキング同様、全くもって僕の独断と偏見で選んだランキングでいございますが、よろしければしばしお付き合いくださいませ。
なおこれらのセレクト及び順位は今日の僕の気分や現況が大きく影響されています。
また自分の感性もその作品が発表された当時とは変化していると思いますので、これまでの年間ベストアルバムなどの整合性は無視してください。
よろしくお願い致します。
それでは、早速1位から!!
第 1 位
ケンドリック・ラマー『To Pimp A Butterfly』
トゥ・ピンプ・ア・バタフライ
posted with amachazl at 2020.03.22
ケンドリック・ラマー
ユニバーサル ミュージック (2015-05-20)
ユニバーサル ミュージック (2015-05-20)
文句なし、迷うことなく即決のNo.1。
ソウル・フィーリングあふれるヒップ・ホップ・シーンだけでは納まらない破格の一枚。
ヒップ・ホップはあまり聴かないという方も、ブラック・ミュージック全般が好きであれば是非一度聴いていただきたいアルバムです。
このアルバムについて以前書いた記事がコチラ、よろしければこちらも併せてご覧ください。
第 2 位
ビヨンセ『Lemonade』
それまでも素晴らしい作品をリリースし続けてきたが、これはさらにワンランク上の傑作。
様々な想いを渾身のソウルとコンテンポラリーで表現した一枚。
感動した!
ビヨンセはブラック・ミュージックの歴史上の一人として後世に残るアーティストだと思います。
このアルバムについて以前書いた記事がコチラ、よろしければこちらも併せてご覧ください。
第 3 位
デヴィッド・ボウイ『★』
デヴィッド・ボウイ最後のオリジナル・アルバム。
発売日に購入し連日その素晴らしさに感激しながら聴いていた。
そしてちょうどその日も聴いていたら、ネット上に彼が死去したとのニュースが。
間違いじゃないかと思い、色々ネットでソースを辿ったが残念ながら事実であった。
自分の死が間近に感じながら作り上げた見事なまでの作品。
彼が無くなったという事実が、このアルバムの評価に影響を与えてる部分は少しあると思う。
しかし、そこを抜きにしても間違いなく素晴らしい一枚。
このアルバムについて以前書いた記事がコチラ、よろしければこちらも併せてご覧ください。
第 4 位
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライングバーズ『Chasing Yesterday』
チェイシング・イエスタデイ(初回生産限定盤)
posted with amachazl at 2020.03.22
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ
SMJ (2015-02-25)
SMJ (2015-02-25)
オアシス的なソングライターとしての実力と、新たなサウンド展開がうまくミックスされた超名盤。
オアシス以後の新たなピークを予感させるほどの出来栄えに、ノエルの才能の大きさに感激した。
ノエルがオアシスの再結成に否定的な間は、彼の新作に期待し続けていいと思っている。
このアルバムについて以前書いた記事がコチラ、よろしければこちらも併せてご覧ください。
第 5 位
フランク・オーシャン『BLONDE』
Blonde [Explicit]
posted with amachazl at 2020.03.22
フランク・オーシャン
Boys Don't Cry (2016-10-12)
Boys Don't Cry (2016-10-12)
前作『チャンネル・オレンジ』も凄く良かったが、僕はこの『BLONDE』の方が好き。
染みわたってきます。
最初聴いたとき、地味だな、という感触だったが、聴きこむごとに心に侵食してくる感じに。
とても響いた。
このアルバムについて以前書いた記事がコチラ、よろしければこちらも併せてご覧ください。
第 6 位
アリシア・キーズ『Here』
デビュー以来ずっと素敵な作品をリリースし続けているアリシア2016年のアルバム。
ソウルフルな中にもクラシカルな素養が加味されてるからか、彼女ならではの独特の味わいはいつも魅力。
心に響くという点では、僕的には過去の作品と比べてもこのアルバムが一番グッときた。
ソウル・グルーヴ溢れる一枚。
初来日の際ライヴ観たけど、またライヴ行きたいな(その後サマソニで観たけど是非また単独で観たい)。
このアルバムについて以前書いた記事がコチラ、よろしければこちらも併せてご覧ください。
第 7 位
エリカ・バドゥ『New Amerykah Part Two: Return of the Ankh』
New Amerykah Part Two: Return of the Ankh
posted with amachazl at 2020.03.22
Badu, Erykah
Motown (2010-03-30)
Motown (2010-03-30)
エリカ・バドゥらしい感触の一枚だが、デビューのころと比べると、スムースさが少し減り、深みのある作りになってるように感じる。
前作ほどの分かりやすいファンキーさはないが、グルーヴィーで心地よいキャッチーなアルバム。
ライヴ一度も行ったことないので、次回来日は是非行きたい。
前回来日はビルボードLIVEだったのでビビッて行けなかった。。
このアルバムについて以前書いた記事がコチラ、よろしければこちらも併せてご覧ください。
第 8 位
THE 1975『A Brief Inquiry into Online Relationships』
イギリスはマンチェスター出身のTHE1975。
以前ブログでこのアルバムについて、ブルーアイド・ソウルの傑作だと書いたのだけど、サマソニで彼らのライヴを観て、完全にロックバンドだなと思った。
ライヴすごく良かった!
ネット上の人間関係についての簡単な調査
posted with amachazl at 2020.03.22
THE 1975, マシュー・ヒーリー, ジョージ・ダニエル, ロス・マクドナルド, アダム・ハン
ユニバーサル ミュージック (2018-11-30)
ユニバーサル ミュージック (2018-11-30)
ただ音楽の作りとしては非常にソウルモードなものだと思っています。
このアルバムについて以前書いた記事がコチラ、よろしければこちらも併せてご覧ください。
第 9 位
コールド・プレイ『EVERYDAY LIFE』
言わずと知れたビッグネームなロックバンドであるコールド・プレイ。
しかし僕はあまり好みではない。
デビュー時のヒット曲「イエロー」は大好きだったんだが。
でとりあえず聴いたこの最新アルバム。
良かった。
凄い良かった。
実際の内容は違うけど、U2が『ヨシュアトゥリー』~『魂の叫び』とアメリカに接近し音楽性を広げていった時期に似ているのではと感じている。
このアルバムについて以前書いた記事がコチラ、よろしければこちらも併せてご覧ください。
第 10 位
テイラー・スウィフト『1989』
1989~デラックス・エディション(DVD付)
posted with amachazl at 2020.03.22
テイラー・スウィフト
ユニバーサル ミュージック (2014-10-29)
ユニバーサル ミュージック (2014-10-29)
2010年代のヒットチャートを代表するアーティストといえるであろうテイラー・スウィフトの最強ポップ・アルバム。
音楽的に特筆すべき点はない。
しかし聴く者の気持ちを時にハッピーに、時にセンチメンタルに、高揚させてくれる高性能な作品(もちろんホメ言葉!)。
デビュー時から変わらず、共作もあるけど彼女のツボを押さえたメロディは個人的に好み。
このアルバムについて以前書いた記事がコチラ、よろしければこちらも併せてご覧ください。
次点
キース・リチャーズ『CROSSEYED HEART』
以上が僕が独断と偏見で勝手に選んだ2010年代のベストアルバムです。
いかがだったでしょうか。
2020年代も数多くの素晴らしい作品に出逢いたいと強く思っています!!
この記事へのコメント
こちらとしては思い入れ優先ですが
1.In Miracle Land/The Vines
1番好きなバンドの近年で1番作りこまれてる作品
2.Dukes of the Orient/Dukes of the Orient
ジョン・ペイン渾身の新プロジェクトのプログレハード
3.HIGH VOLTEX/Large House Satisfaction
10年代の正統派ではトップクラスのゴツさと攻撃性
4.怪談 そして死とエロス/人間椅子
スピリチュアルやお経を効果的に盛り込む変態的センスの塊
5.Specter at the Feast/Black Rebel Motorcycle Club
アメリカのシューゲイザー混じりのスタイリッシュなブルースロック
6.Summer/Grenadiers
パワーがみなぎり畳みかける構成力も抜群のオーストラリアインディーズ傑作
7.新しい人/OGRE YOU ASSHOLE
無味乾燥を極めた唯一無二のサイケ・プログレ・ジャズがベースの渋いつくり
8.No Plans/Cold Chisel
オーストラリアパブロック大御所の再結成傑作
9.Heaven & Earth/Yes
クリス・スクワイアが生前最後に参加したアルバムでソフトで美しく聞きやすさ抜群
10.Bramen/米津玄師
彼のアルバムでは1番わかりやすくシングル集感はあるがそれゆえ名曲多し
音圧強めなのが基本好きです
後はプログレみたい幻想的な構成や展開に富んでるのがいいです
シューゲイザーみたいにエフェクトが凝ってたりグランジみたいにパンクの流れを汲んでるものも好きです
最近日本のメタルが熱くて人間椅子の無情のスキャットが500万再生超えたりしてます
日本的なものの評価が高まる機運を感じています
>ソウル系多いですね
ブラックミュージックがもともと好きなのに加え、やはりロック勢は最近やや停滞気味に感じてます。
アメリカなんかは圧倒的にダメです。
20年代、ロックの復権に期待しています。
人間椅子みたいなカルト的でかつ音楽ちゃんとやってるバンドが受けるくらいです
それにアメリカにはBlack Rebel Motorcycle Clubがいるじゃないですか
メインストリームにはメインストリームの良さがあるのです!
例えばですが、
人によっては、ストーンズよりロバート・ジョンソンの方が偉い、みたいなこと言う人がいます。
その人にとっては、そうかもしれない。
でもそれは僕とは違う人のこと。
ロックで10年代となるとオーストラリアが表でも割と強かったようです
Tame Impalaはサイケの代表格です
自分好みのゴツいのや凝ったエフェクトが売りのところは近年インディーズで長くなることも多いので当たればラッキーくらいの気構えです
人気が出るに越したことはありませんが好みの曲がたくさん出るほうがいいです
その出所を気にしたところでどうにもならないというだけで
それに最近表との境界が曖昧になってどっちでも活動してるとこもあります
You Am IやWolfmotherみたいな現地の有名どころでもインディーズと同じ場所に音源並べてますから
Tame Impalaフジロック来ますね。
フジロックやスーパーソニックが予定通り開催されてほしいと強く願います。