ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ 『フー・ビルト・ザ・ムーン?』
前作『チェイシング・イエスタデイ』は、とてもとても素晴らしいアルバムだった。
僕はその当時のブログで、
”ノエルは新たなソングライティングを行いこれまでと違うメロディを生み、これまでと違うアレンジで新しい世界観を作ってしまった”
と書いた。
が、今回の新作ではそれをはるかに超える新しい世界観のアルバムを生み出したしまったノエル・ギャラガー。
今作でプロデュースを務めるはデヴィッド・ホルムス。
クラブ・ミュージックから映画のサントラ(”オーシャンズ”シリーズも彼です)までをこなすテクノ系?の彼をプロデューサーに選んだことが、前作と今作の音像の違いに現れている(ロック系だと、プライマル・スクリームのプロデュースやU2のリミックスを手掛けている)。
映画『オーシャンズ11』の↓の曲はデヴィッド・ホルムスによるもの
正直に言って、僕の個人的好みからいうと、今作のサウンド・デザインは全くもって好みとは逆の方向に向いたものとなっている。
きっとノエルはこのようなものを求めたんだろうな。
エコー感というか、音の空間の感じが前作とは随分違う。
正直初めて聴いたときは、全然前の方がいい!
と思った。
歌メロはいいけど、このサウンドはメロディを殺してる、とさえ思ってしまった。
ただ「She Taught Me How To Fly」は気に入ったので繰り返し聴いてみた。
すると「It's A Beautiful World」も良いなということに気づいた。
そしてまた繰り返し聴いてると好きな曲がどんどん増えていった。
良いかも、このアルバム!
ということで結論付けると、とても素晴らしいアルバムであります、この新作『フー・ビルト・ザ・ムーン』は!!
リアムの最新アルバムが、オアシスをなぞったような楽曲ばかりが揃った(とはいえなかなか良い曲があったりするんだが)ものを作ってしまったが(どうしてもリアムだと期待が大きくなる、そんなに悪い作品ではけしてない!)、ノエルの場合は変化や進化を求めた作品であることが、前作、そして今作とよく分かる。
このことがギャラガー兄弟の、オアシス再結成に対する考えの違いに表れてるのかもしれない。
それにしてもノエル・ギャラガー、彼がとてつもなく素晴らしきアーティスだということをまたしても知らしめられてしまいました。
僕はその当時のブログで、
”ノエルは新たなソングライティングを行いこれまでと違うメロディを生み、これまでと違うアレンジで新しい世界観を作ってしまった”
と書いた。
が、今回の新作ではそれをはるかに超える新しい世界観のアルバムを生み出したしまったノエル・ギャラガー。
今作でプロデュースを務めるはデヴィッド・ホルムス。
クラブ・ミュージックから映画のサントラ(”オーシャンズ”シリーズも彼です)までをこなすテクノ系?の彼をプロデューサーに選んだことが、前作と今作の音像の違いに現れている(ロック系だと、プライマル・スクリームのプロデュースやU2のリミックスを手掛けている)。
映画『オーシャンズ11』の↓の曲はデヴィッド・ホルムスによるもの
正直に言って、僕の個人的好みからいうと、今作のサウンド・デザインは全くもって好みとは逆の方向に向いたものとなっている。
きっとノエルはこのようなものを求めたんだろうな。
エコー感というか、音の空間の感じが前作とは随分違う。
正直初めて聴いたときは、全然前の方がいい!
と思った。
歌メロはいいけど、このサウンドはメロディを殺してる、とさえ思ってしまった。
ただ「She Taught Me How To Fly」は気に入ったので繰り返し聴いてみた。
すると「It's A Beautiful World」も良いなということに気づいた。
そしてまた繰り返し聴いてると好きな曲がどんどん増えていった。
良いかも、このアルバム!
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ということで結論付けると、とても素晴らしいアルバムであります、この新作『フー・ビルト・ザ・ムーン』は!!
リアムの最新アルバムが、オアシスをなぞったような楽曲ばかりが揃った(とはいえなかなか良い曲があったりするんだが)ものを作ってしまったが(どうしてもリアムだと期待が大きくなる、そんなに悪い作品ではけしてない!)、ノエルの場合は変化や進化を求めた作品であることが、前作、そして今作とよく分かる。
このことがギャラガー兄弟の、オアシス再結成に対する考えの違いに表れてるのかもしれない。
それにしてもノエル・ギャラガー、彼がとてつもなく素晴らしきアーティスだということをまたしても知らしめられてしまいました。
この記事へのコメント
でも、ボーナストラックの蛇足感が否めない
ボーナストラック、僕もそう思います。
ボーナストラック付けてくれるなら、別ディスクがいいなと以前から思ってます。