カルヴィン・ハリス 『Funk Wav Bounces Vol. 1』

衆議院議員河野太郎のブログによると、先月沖縄で行われたAKB48の次のシングルのメンバーを選ぶ選抜総選挙に国費2800万円が使われていたという。
沖縄振興に関する予算から出されたもので、沖縄観光の発展に寄与する目的だという。
芸能関係のイベントに国費を用いることが悪いとは全く思わないのだが、これ効果あったんだろうか?
雨でイベントが中止となり結果としては失敗だと思うのだが、もしこれが好天候で予定通り行われていたとして、さて効果のほどはどうなんだろうか、と思えるのだ。
現実的な計算の上での試みだったんだろうか?、と最近の政権を見ていると反射的にそのように考えてしまう。

そんなうやむやな感じをスッキリと、すくなくとも一時的には忘れさせてくれる素敵なポップ・アルバムを今日は紹介。
それはカルヴィン・ハリスのニュー・アルバム『ファンク・ウェーヴ・バウンシズ VOL.1』。




世界最高峰のDJの一人として年間数十億を稼ぎ出すEDMシーンを代表する彼だが、この最新アルバムでは全くもってEDMを感じさせない。
EDMはあまり好きじゃないという人にも、普通にポップスとして楽しんでもらえるであろう、夏が似合うとても素晴らしいポップ・アルバムだ。

フランク・オーシャン、ファレル・ウィリアムス、アリアナ・グランデ、スヌープ・ドッグ、ジョン・レジェンド、ニッキー・ミナージュ、ケイティ・ペリー、ケラーニなどフィーチャーされているアーティストの面々もとにかく豪華で、それぞれが見事に楽曲と調和した声を聴かせてくれる。




ファンク・ウェーヴ・バウンシズ Vol.1ファンク・ウェーヴ・バウンシズ Vol.1
カルヴィン・ハリス

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かなり快感度の高い作品。
僕にとってはこの夏の一枚になりそうなアルバムだ。







今年のサマーソニックにはトリとしての出演が決まっているカルヴィン・ハリス。
個人的にはDJのライヴなんてなぁ、という考えもある昭和生まれの僕だけど、アルバムがこんなにも良いんなら観ようかなという気になっている。
間違いなく楽しそうである。
しかしサマソニ大阪ではカルヴィン・ハリスのウラはリアム・ギャラガー。
どうせマイクの前で突っ立て歌ってるだけだし、オアシスの曲歌うにしても以前と比べればずいぶん声が出なくなってるしと思っていたら、最近発表された新曲が結構良かった、困ったことに。
なので、実はとっても悩んでる。
さてどうしたものやら。。

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