ローリング・ストーンズ 『ブルー&ロンサム』
ローリング・ストーンズが『ブルー&ロンサム』という最新アルバムをリリースした。
ブルースのカバーアルバムである。
11年ぶりとなる待ちに待ったニュー・アルバムだ。
発売されてから聴きまくってたら、最初かなり良いと思えたのに、だんだん飽きてきた。
ブルースは楽曲の構成が単純なので、2016年のヒット曲が楽しめるような人間には長持ちしない。
そもそも僕はブルースっぽいのは好きだけど、ブルースは特別好きというわけじゃない(嫌いではないけど)。
やっぱりストーンズはオリジナルがいいな。
早くオリジナル新作出してくれないかな?
と思っていた。
思っていたら、昨日またついつい何気に聴いてみたら再びグッときた。
それも最初の頃はあんまり反応できなかった曲に。
やっぱり良いわこのアルバム。
ブルースをカバーさせたらストーンズに敵う者はいないのではと思ってしまうほどである。
ブルースの熱心なファンでなく、やはりジャンピン・ジャック・フラッシュ以降のストーンズが大好きな僕が言ってもあまり価値のない意見だけど、なんだろうかこのストーンズのブルースが放つ輝きは!?
黒人のオリジナルなブルースとは違う、独特の魅力。
そしてそれこそがストーンズの魅力であり、それゆえにオリジナル曲がたまらないものとなっていることを今更ながらに再認識する。
オリジナルの新曲によるレコーディングの為にスタジオに入っていた昨年の12月、同じ新曲を何度も延々とやることに飽きたミックがブルースを演奏することを提案。
それがこのアルバムの始まりとなった。
その演奏が上手くいったことをうけてミックが次はこれ、次はこれと提案し続ける。
「誰にもミックは止められなかったよ」とキースは言う。
3日ほど続いたこのブルース・セッション。
結果、これがニューアルバム『ブルー&ロンサム』となるわけである。
偶然からの産物ともいえる作品だが、これがまさかの名盤誕生である。
ストーンズがアルバム『ブルー&ロンサム』を語るインタビュー。
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00101/v13181/v0871400000000546278/%20
結果的にミックの発案が発端となったこのアルバム、音を聴いてもミック主動ぶりがうかがえる内容。
歌もさることながら、ハーモニカも聴きごたえたっぷりである。
最初ハーモニカではなくブルース・ハープと書こうとしたのだが、日本盤CD封入の解説によると、”ブルース・ハープ”というのは商品名らしい。
そして、どうやらミックが使っているのは”ブルース・ハープ”ではなく、日本のトンボ楽器製のハーモニカだという。
持ってるよ、僕もトンボ楽器製のハーモニカ。
ミックに憧れたわけじゃなく、長渕剛に憧れて中学生ぐらいの時に買ったと思うんだけど。
アルバムにはエリック・クラプトンが2曲に参加している。
ストーンズがレコーディング時、隣のスタジオで最新作のレコーディングを行っていたのがエリック・クラプトンであったため声をかけたという。
こういう偶然が起こることもなんかカッコよく感じてしまう。
もともとはブルースのカバーやリズム&ブルースを演っていたバンドであるローリング・ストーンズ。
初期のアルバムは大半がそうであった。
なので原点回帰ととらえられなくもない今作だが、原点回帰というとどこか違う気がする。
アルバム『ブルー&ロンサム』からは原点回帰というイメージが湧いてこないのだ。
それはどういうことなのか、そしてそれは何故なのかを言葉で表現する能力が僕にはないので、とてももどかしいのだが、とにかくそういう風に感じる。
聴いてて熱くなる力強いアルバム!!
ブルースのカバーアルバムである。
11年ぶりとなる待ちに待ったニュー・アルバムだ。
発売されてから聴きまくってたら、最初かなり良いと思えたのに、だんだん飽きてきた。
ブルースは楽曲の構成が単純なので、2016年のヒット曲が楽しめるような人間には長持ちしない。
そもそも僕はブルースっぽいのは好きだけど、ブルースは特別好きというわけじゃない(嫌いではないけど)。
やっぱりストーンズはオリジナルがいいな。
早くオリジナル新作出してくれないかな?
と思っていた。
思っていたら、昨日またついつい何気に聴いてみたら再びグッときた。
それも最初の頃はあんまり反応できなかった曲に。
やっぱり良いわこのアルバム。
ブルースをカバーさせたらストーンズに敵う者はいないのではと思ってしまうほどである。
ブルースの熱心なファンでなく、やはりジャンピン・ジャック・フラッシュ以降のストーンズが大好きな僕が言ってもあまり価値のない意見だけど、なんだろうかこのストーンズのブルースが放つ輝きは!?
黒人のオリジナルなブルースとは違う、独特の魅力。
そしてそれこそがストーンズの魅力であり、それゆえにオリジナル曲がたまらないものとなっていることを今更ながらに再認識する。
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オリジナルの新曲によるレコーディングの為にスタジオに入っていた昨年の12月、同じ新曲を何度も延々とやることに飽きたミックがブルースを演奏することを提案。
それがこのアルバムの始まりとなった。
その演奏が上手くいったことをうけてミックが次はこれ、次はこれと提案し続ける。
「誰にもミックは止められなかったよ」とキースは言う。
3日ほど続いたこのブルース・セッション。
結果、これがニューアルバム『ブルー&ロンサム』となるわけである。
偶然からの産物ともいえる作品だが、これがまさかの名盤誕生である。
ストーンズがアルバム『ブルー&ロンサム』を語るインタビュー。
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00101/v13181/v0871400000000546278/%20
結果的にミックの発案が発端となったこのアルバム、音を聴いてもミック主動ぶりがうかがえる内容。
歌もさることながら、ハーモニカも聴きごたえたっぷりである。
最初ハーモニカではなくブルース・ハープと書こうとしたのだが、日本盤CD封入の解説によると、”ブルース・ハープ”というのは商品名らしい。
そして、どうやらミックが使っているのは”ブルース・ハープ”ではなく、日本のトンボ楽器製のハーモニカだという。
持ってるよ、僕もトンボ楽器製のハーモニカ。
ミックに憧れたわけじゃなく、長渕剛に憧れて中学生ぐらいの時に買ったと思うんだけど。
アルバムにはエリック・クラプトンが2曲に参加している。
ストーンズがレコーディング時、隣のスタジオで最新作のレコーディングを行っていたのがエリック・クラプトンであったため声をかけたという。
こういう偶然が起こることもなんかカッコよく感じてしまう。
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もともとはブルースのカバーやリズム&ブルースを演っていたバンドであるローリング・ストーンズ。
初期のアルバムは大半がそうであった。
なので原点回帰ととらえられなくもない今作だが、原点回帰というとどこか違う気がする。
アルバム『ブルー&ロンサム』からは原点回帰というイメージが湧いてこないのだ。
それはどういうことなのか、そしてそれは何故なのかを言葉で表現する能力が僕にはないので、とてももどかしいのだが、とにかくそういう風に感じる。
聴いてて熱くなる力強いアルバム!!
この記事へのコメント
でも、再びグッときたというのは、ブルースという音楽の奥深さを物語っているような気がします。
ストーンズがプレイするブルースって独特ですよね。
このアルバムがきっかけで新しい世代の面白いバンドが生まれそうな気がしています。
独特ですよねストーンズのブルースは。
以前何かの雑誌に誰かが書いてたのですが、ビートルズの曲は誰がカバーしてもそれなりにいい曲に聴こえるが、ストーンズの曲の場合はそうじゃない、と。
ストーンズでしか表現できない独特な何か、それにずっと魅かれているようです。
若い子も聴いてるんですかねこのアルバム。
ぜひ聴いてもらいたいです!!