グウェン・ステファニー 『This Is What the Truth Feels Like』

またも中1日で更新してしまいます。
今日はグウェン・ステファニーの約10年ぶりとなるニュー・アルバム『ディス・イズ・ホワット・ザ・トゥルース・フィールズ・ライク』をご紹介。
ロック・ファンにはノー・ダウトのヴォーカリストとして、ポップ・ファンにはソロ・ヴォーカリストとして、という感じで若干印象が違うかもしれないが、どちらも素敵なグウェン姉さん。
この最新ソロアルバム、僕には結構ツボであります。
ポップなんだけど、どこか切なさを醸し出すようなところが特に。



時にマドンナと比較されることもあるグウェンだが、彼女たち二人にはずいぶん違いがあると思う。
心地よくなるという意味では、グウェンの方がポップ度は高い。
いい意味で、マドンナのように思想が前面に出てこない分、楽な気分で楽しめるのだ。
もちろん、これは褒め言葉。
僕は思想や意思というものが強く感じれるマドンナからは、ポップというよりロック的要素を感じてしまう。
痛みを表に出し、表現に昇華するマドンナ、痛みを表に出さずに弾けるポップとして表現するグウェン(とはいえ、今作では今までと違い、切なくてメランコリックに感じる曲が多い)。
共通する点は、楽曲のクウォリティの高さと、表現者としての貪欲さ。
表現者としての貪欲さについて、マドンナからそれを感じるという人は多いと思うが、グウェンからも僕は同じようなものを感じる。
2007年のサマーソニックのライヴを観て、僕は彼女からそれを感じた。
ちなみにこれはレディ・ガガからも感じることが出来た。




ディス・イズ・ホワット・ザ・トゥルース・フィールズ・ライクディス・イズ・ホワット・ザ・トゥルース・フィールズ・ライク
グウェン・ステファニー フェティ・ワップ

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日本のカワイイ文化が好きなことがよく知られているグウェン2004年の1stソロ・アルバム収録「原宿ガールズ」




それにしてもアメリカのポップは最強だなと思う。
日本のポップはアーティスティックに偏りすぎてるように感じる。
AKBやEXILE関連がポップに感じられない僕だからの感じ方なのかもしれないけれど。







とにかく素敵なポップ・アルバムだと思います。
あまりこの手のは....という方も、ぜひ一度お試しあれ!!

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